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2007年1月13日、PCM Tokyoが特定非営利活動法人(NPO法人)化されたことを記念して、「NPO法人 PCM Tokyo 設立記念講演会」を開催しました。 前半は所信表明・事業説明、後半は記念講演、そして終了後は懇親会で盛り上がりました。 まもなく本URLも刷新され、NPO法人としての新しい活動の詳細もお知らせしますので、ご期待ください。 PCM Tokyo の新たな船出です。これからもご支援、ご協力をお願いいたします!
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15:00から、東京家政学院大学(市ヶ谷)の会議室にて開催されました。
まずは理事長の大迫が、NPO法人化への経緯、設立趣旨、今後の事業計画について説明しました。 今後は、PCMを中心とした様々な参加型手法に関する研修やセミナーと、地域のまちづくりのお手伝いなどが主な事業になります。 |
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参加者は21名。
メモを取りながら、熱心に聞き入っておられます。 PCMモデレーター資格をもつ方々、コンサルタント、教育者、行政官などさまざまな肩書きをもつ皆さんがお集まりです。 |
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続いて、理事のひとりである永井より、PCM
Tokyoの新しいロゴマークの説明。
加えて、ロゴマーク選定の際に利用したAHPという手法についても説明されました。 AHPは、Analytic Hierarchy Process の略。比較基準に重みをつけ、コンピューターを使って一対比較を行なう、代替案の選択手法です。 PCM Tokyo では、AHPの研修も開催する予定です。 |
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新しいロゴマークはこちらです。
PCMのイメージが表わされていて、バランスのとれた、かわいいロゴです。 以後、お見知りおきのほどを。 |
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副理事長の三好からは、HP上でPCMを学習できる、e-ラーニングプログラムについての説明です。
また、PCM Tokyo ザンビア支所長として海外展開を担当します。 (写真は当日のものではありません。三好がカメラマンをしていたので、当人の当日の写真を取り忘れました。) |
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前半の最後は、理事のひとりである久野が、日本の農村・農業支援におけるPCMの必要性と展望について、「楽しく」語ってくれました。 |
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後半は、北陸先端科学技術大学院大学の梅本勝博教授に、「知識創造自治体−地域のナレッジ・マネジメント-」という題目で講演をしていただきました。
地域に根ざした知の共創と共有など、非常に興味深い内容でした。 質問が相次ぎ、予定を30分オーバーです。 |
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17:30に終了しましたが、終了後も参加者の皆さん同士の会話が弾み、なかなかお開きになりません。
この後、梅本教授にもご参加いただいて、懇親会もとても盛り上がりました。 |
参加者の皆さんにいただいたコメントと、それに対するPCM Tokyo の考えをご紹介します。
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運営方針について 「事務局機能はどうしますか?」 当分の間は、理事長を中心として、4人の理事で手分けをして運営していきます。場所は、理事長の会社の事務所に間借りをする形になります。事業規模が大きくなった時点で、事務所の独立、専属事務局員の配置を考えます。 「運営資金はどうなっているのか?」 お金の話を全然しませんでしたね。失礼しました。運営資金の構成は、会費、助成金、寄付金、事業利益の4種類です。事業利益というのは、研修やセミナーの受講料などの収益で、運営資金の最大の割合を占めると思われます。助成金は、助成プログラムに応募をして合格すれば受けられますが、使途が制約された自由度の低い資金です。寄付も募ります! 「新しい仕事の仕方として、一人の天才(いたとして!)よりも、気持ちはひとつ、考え多数多種を集めるアプローチが重要と思うが、NPOとして何が粘着力になるのだろうか?」 ○○町まちおこしとか、△△障害者支援とか、最初から特定の具体的な課題のもとに集まった団体ではないので、粘着力というのは難しい課題ですね。以前のPCM無料紹介セミナーを主な活動としていた頃は、PCMの紹介を通して色々な人と出会い、色々な知見に触れることや、他分野他業種でPCMを試行してみることなどがメンバーに共通したモチベーションでしたが、これからは、色々な事業をやってみて、それらを通して探っていくことになると思います。まずは、皆さんの「あれをやりたい」、「これをやりたい」といった生の声を汲み上げていきたいと思いますので、どんどん発言してください。 「FASIDと共存するのを明確にして欲しい。というか、勝手にしてもらっていいんです。」 FASIDの方からのコメントです。PCMの本格研修を長年にわたって実施してきているFASIDとは競合しないというのがPCM Tokyoの運営方針ですが、これについては、改めてFASIDとも話し合いの機会を設けていただき、共存していく方法を探っていきたいと思っています。 「何も分からないまま参加したが、興味深かったです。設立趣旨書の中にあるトップダウン軽視には少し疑問もありますが、民意を反映できるリーダーを見つけることの大切さも加えて、議論してくださればなぁ、などと思いました。」 趣旨書では、ボトムアップを強調したために、トップダウンを軽視するような表現になっていたかもしれませんが、決してトップダウンを否定するものではありません。梅本先生のお話にもありましたが、リーダーやキーパーソンの存在は、ボトムアップのためにも重要だと思っています。また、プロフェッショナルの存在も重要です。また、少し話がずれますが、PCMが絶対だとも思っていません。法人名に「PCM」を頂いてはいますが・・・。 PCM 手法について 「行政と住民のインターフェースにPCM
。」 PCM Tokyoでは、行政やNPO/NGOを通したまちづくりや商店街活性化など、様々な実際の事業にも関わっていきたいと思っています。その際はPCM Tokyoは余所者として関わっていくことになるわけですが、それがインターフェース役としてのPCM Tokyoの立場だと思います。 「国内向けにカタカナのないPCM説明があってよいのでは?」 もうあると思います。国内の町内会や、農村、漁村でもPCMが使われた例があります。そういったところではカタカナは使っていないはずです。PCM Tokyoでもお年寄りの多い町内会の役員さんたちとPCMを使ったことがありますが、すべて日本語におきかえました。PCMという名前も使いませんでしたし、問題分析とか目的分析といった熟語も極力使いませんでした。「問題の整理」とか、「解決策を探る」とか。現場でモデレーターが各自工夫をしているのだと思います。一度まとめてみると面白いかもしれません。ご提案ありがとうございます。 「ファシリテーターの技能はアシスタントのみでは身に付かないのでは?」 アシスタントを何度か経験した後、メインのファシリテーターとしてデビューしていただくルートを考えています。それ以外にもよりよい道があれば、ぜひご提案ください。 「国内の既存の参加型計画手法と、開発援助分野のPCMはどこが違うのか? PCMの比較優位は?」 手法というのは、同じ手法であっても、使う人、使う場所、案件の内容などによって様々に異なった様相を見せるので、単純に「比較」というのは難しいです。むしろ、色々な手法を身につけておいて、場面場面で最適な手法を選び出したり組み合わせたりできるようになったほうが実際的だと思います。そういう意味で、PCM Tokyoでは、PCMのみならず、様々な手法を紹介していきたいと思っています。 「大学の学部、分野における評価項目を定めて欲しい。」 これは大きなテーマですね。すでに様々な研究がされているのではないかと思いますが、PCM Tokyoでも検討してみますか。具体的にご提案いただければ、有志を募って研究チームを作ります。このような研究開発も、これからのPCM Tokyoの事業のひとつです。 梅本教授のご講演に関して 「形式知の繰り返しが、暗黙知を生む。暗黙知の積み重ねを表現すると、形式知になる。」 皆さんからのご要望が大きければ、改めて梅本先生のご講演を企画しますので、お声をお寄せください。 その他のコメント 「皆さんの熱意に頭が下がります。」 まったくです。ぜひこの熱意に応える活動をしていきたいと思いますので、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
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PCM TokyoのNPO法人としての船出のときに、このような企画を開催したのはとても良かったと
思います。PCM Tokyoが皆様に認知されたという実感がしました。また、様々に期待されてもい
るということが分かりました。
皆様のご支援、ご協力を得ながら、周知を結集してよりよい活動を展開していきたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。
参加者の皆様、どうもありがとうございました。
2007年1月13日
PCM Tokyo 理事 : 大迫正弘、三好崇弘、久野叔彦、永井隆夫