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2006年1月30日〜2月1日と、2月6日〜8日、東京家政学院大学にて、PCM計画立案研修を実施しました。3日間のフル・プログラムを2回です。それぞれ20数名の学生さんが参加され、熱心に作業に取り組みました。 東京家政学院大学は、家政学、児童学、住居学、福祉学、人文学などを学ぶ女子大学です。この度は、そこで開発学やジェンダー論を指導しておられる藤掛洋子先生のクラスでのPCM研修です。 演習のテーマはPCM Tokyoオリジナルの事例、「ヒマラヤA国の食生活改善プロジェクト」です。家政学を学んでおられる学生さんにはぴったりの事例です。 モデレーター(講師)は、PCM Tokyoから大迫、外部から杉山悦子さんが参加しました。 華やかで、にぎやかな、熱のこもった研修の様子をご報告します。 |
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1年生から4年生までの学生さんが参加され、初対面の人もたくさんいます。
チョコレートを交換しながらの自己紹介をしました。Seeds Mixtureという手法です。 緊張をほぐすための、アイスブレーキングですね。 議論に疲れたときの糖分補給にももってこいです。 |
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まずは少し座学です。
とは言っても、机に座ってただ話を聞いているだけではありません。 「開発とは何か」を小グループで話し合い、発表してもらいました。 「開発とは、地域の人たちが持っている力を引き出して、問題を解決することにより、生活をよりよくすることです」 ふむふむ、名答ですね。 |
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みなさん、座学でもけっこう楽しそうです。 安心しました。 |
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それでは作業を始めましょう。
まずは関係者分析。 誰が、どういう形で、プロジェクトに関わってくるかを分析します。 ヒマラヤA国の人たちは、食生活の偏りから、塩分をとりすぎて、高血圧の人が多いようです。 |
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関係者分析の成果品です。
広範な問題をもれなく網羅して、しっかり分析できました。 |
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次は問題分析です。
問題分析は、地域の人たちが抱える問題を、原因−結果の因果関係で分析し、系図の形に整理する作業です。 指導してくださっているのは、今回助っ人をお願いした、杉山さんです。 |
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問題系図ができました。
各グループに発表してもらいます。 みんなの前で急に発表させられるのは、普段あまりないことです。 始めはみなさん緊張していましたが、すぐに慣れました。 なかなかどうして、落ち着いた発表ぶりです。 |
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問題分析の次は、目的分析です。
問題が解決された将来の望ましい状態を描きます。 ここでは、問題の解決手段を、目的−手段の関係で整理し、系図の形にまとめます。 |
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そろそろ疲れてきました。
今日はこれくらいにして、続きは明日にしましょう。 3日あると、比較的ゆっくり落ち着いて作業ができて、いいですね。 |
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1日の終わりには、その日のレビューをしてもらいます。
その日の印象、質問、要望などを1人1枚ずつカードに書いてもらいます。 「楽しかった!」、「疲れた」、「久しぶりに頭を使った」、「あっというまに時間がすぎた」などなど。
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2日目。
気分も一新して、作業をつづけましょう。 みんな真剣です。 |
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プロジェクトの選択です。
昨日作った目的系図をもとに、東京家政学院大学のみなさんが自分たちでできるプロジェクトを選びます。 「夏休みに1ヶ月、春休みに1ヶ月、つごう現地には2ヶ月いけるね。スポンサーをさがさなくちゃ」 赤で囲ったところが、プロジェクトの候補です。 |
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目的系図上でプロジェクトの候補を線で囲ったら、次に、それらを一覧表にまとめて、相互に比較をします。
お金はどれくらいかかるか、作業は難しすぎないか、効果が期待できるかなどといった複数の視点から、プロジェクトの候補を比較して、ひとつに絞り込みます。 |
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「うーん、ひとつに絞り込むのって、難しい。どれもやりたいし〜」 でも、全部はできません。どれかを選ぶしかありません。 問題は大きく広く、わたしたちにできることは小さく狭い。これが現実です。 |
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3日目。
ずいぶんたくさんボードが並びました。 いよいよ最終成果品、PDMの作成です。 PDMはプロジェクトの主要な要素を1枚の紙にまとめた、プロジェクト概要表です。 |
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3日目になると、かなり慣れてきて、余裕です。
ピース! 第1弾。 |
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ピース! 第2弾。 |
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ピース! 第3弾。 |
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ピース! 第4弾。 |
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ピースをしているうちに、PDMができました!
ボード3枚にわたる、ずいぶん大きな立派なPDMです。 |
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PDMを各グループに発表してもらったあと、講師からの講評です。
どのグループも、しっかりしたPDMができました。社会人の作るものと遜色ありません。 |
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この研修では、修了者に、学長先生の直筆サイン入りの修了証書が発行されます。
すごいですねぇ。 まずは、大迫から、修了証書の授与。 |
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杉山さんからも、修了証書の授与。 |
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あとは、受講者同士で、参加型の修了証書の授与です。
順繰りに、修了証書をもらった人が、次の人に授与します。 |
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「お疲れ様でした」
「ありがたく、いただきます」 |
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「よく頑張りました! 握手!」 |
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最後に記念撮影です。
疲れましたか? いえいえ、楽しかったです。 またやりましょう! |
大学学部での本格的なPCM研修は初めてで、われわれ講師も、非常によい勉強になりました。
議論の内容やできあがった成果物は、大学院や社会人のワークショップのものと何ら遜色は
ありませんでした。
開発のツールとしてだけでなく、論理的思考の訓練として、チーム作業の練習として、人前で
発表する機会として、若い人たちがPCMに触れる機会がさらに増えていくことを祈ります。
参加者のみなさん、研修を設定してくださった藤掛先生、どうもありがとうございました。
2006年2月8日
大迫正弘 & 杉山悦子